こんにちは!かずきです。
最近、なにかと話題の自己肯定感!
でも、自己肯定感って何?みたいな人は多いと思います。
そこで、この記事では自己肯定感について解説しようと思います。
さっそく、行ってみましょう!!
自己肯定感とは
ズバリ、自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れられることです。私たちの人生の軸となるエネルギーです。
ありのままの自分を「今のこんな自分は素晴らしい!」と自分で自分を受け入れて満足できるということです。
この自己肯定感が高い状態にあると、物事を前向きに解釈することができ、気持ちが安定し、積極的に行動することができるようになります。日々の生活で、楽しい、大丈夫と思えることが多くなります。
逆に、自己肯定感が低いと、あらゆる出来事をネガティブに考えるようになったり、気分が落ち込みやすく、なかなか行動できなくなったりします。不安を感じることも多くなるでしょう。
また、自己肯定感は状況によって、高まったり、低くなったりします。
例えば、仕事で大きな売り上げを上げたり、逆に仕事の失敗の責任を押し付けられたりとか。
最近、物事がうまくいかないな、なんとなく気持ちがモヤモヤしてるな、自己肯定感が低い状態かもしれない、という方もいると思います。
ですが、大丈夫です。自己肯定感は、誰でも、いつからでも高められます。
ですので、自己肯定感とうまく付き合う術を身につけて、高い状態をキープすることができれば、安定して幸せな生活を送れるということです。
この記事では、高め方については書きませんが、いつからでも高められるものであることは覚えておくとよいと思います。
自己肯定感は6つの感によって支えられている
1.自尊感情
2.自己受容感
3.自己効力感
4.自己信頼感
5.自己決定感
6.自己有用感
これらによって、自己肯定感は支えられています。
この6つの感はそれぞれが密接につながり、連鎖的な影響をし合いながら、自己肯定感を形づくっています。
自分の自己肯定感の低下がどの感によって引き起こされたのか。これが分かると、低くなった自己肯定感に対処することができるようになります。
ですので、これらの感がどのようなものか知っておくのは大切です。
では、一つずつ見ていきましょう。
1.自尊感情・・・自分には価値があると思える感覚
自尊感情は、あなたが自らの個性や人柄を自分で評価し、自ら生きる価値を認識し、自分の生かされた命を大切にする感情です。自分を尊べる、大切にできる、自分は価値があると思える感情です。
自尊感情は自己肯定感の根幹を成すような感です。
自尊感情が安定しているとき、「私ってなかなかよくない?」「自分っていいよね!」と自分を尊ぶことができ、物事を肯定的に捉えることができます。
2.自己受容感・・・ありのままの自分を受け入れ、認める感覚
自己受容感は、自分のポジティブな面もネガティブな面もあるがままに認められる感覚です。
人を妬んだり恨んだり、失敗して落ち込んだり、将来が不安になっても、その自分を丸ごと受け止めて、それでも「大丈夫。必ず何とかなるから」と人生を肯定できる力です。
人は完璧にはなれませんので、不完全な自分を受け入れ、その中から、肯定的な側面を見出すことが大切です。
どんな自分にもOKを出せる人は、何が起きても立ち直る回復力を持っています。ありのままの自分を認めたら、折れない心が培われます。
3.自己効力感・・・自分にはできると思える感覚
自己効力感は、何らかの問題に向き合ったとき、こうすればうまくいくはずだとプランを立てられ、考えたプランを実行できるという自信を持つ感覚です。
自己効力感が高まると、自分は何かを成し遂げることができ、目標を達成できると信じられる状態になります。
つまり、勇気を持てるようになるのです。
また、目標達成するための努力を継続することができるか、困難に直面したときにそのプレッシャーにどれだけ耐えられるか、挫けたときに挑戦を再開することができるかといった力にも深く関係しています。
自己効力感が安定していれば、私たちは何度でも挑戦する力が得られ、人生はいつからでも再起可能だと信じることができるのです。
4.自己信頼感・・・自分を信じられる感覚
自己信頼感は、自分を信頼して行動する感覚です。自己信頼感を高めることで、自信を持つことができます。
「根拠のない自信こそが絶対的な自信である」という言葉がありますが、私たちは自分を信じ抜くことでどんな困難な状況でも人生を切り開いていくことができます。
挫折感に打ちひしがれたときも自己信頼感を回復させれば、再び立ち上がり、やり抜くことができるのです。また、自己信頼感が高まっていると、自分の選択に自信が持てるので、直感力が鋭くなります。
逆に、自己信頼感が損なわれると、何事にも消極的になり、挑戦していたことを途中で諦めがちになります。すると、自己効力感も失われ、当然、自己肯定感は下がってしまうのです。
「自分に従順であれ」という言葉があります。これは自分に自信を持ち、自分の価値観に従うという意味です。
自分に自信が持てず、周りの人や世間の基準に従順でいると、いつまでもさまようような、充実感が得られないような人生が続きます。
しかし、自分に従順であれば、自己信頼感は損なわれず、やり抜く力を発揮し、やり通すことができます。そして、そんな姿勢で生きる人の周りには、必ず味方が現れ、手を差し伸べてくれるようになります。
5.自己決定感・・・自分で決定できるという感覚
あなたは、自分の人生のどのくらいをコントロールできていると感じているでしょうか?
人間の感じる幸福度は「私が決めた!」という「人生を自分でコントロールできている感覚」に比例することがわかっています。
それも自分自身が成長していると実感できる方向に人生をコントロールできているとき、私たちは最も幸せを感じます。
このコントロールできている感覚と自己決定感は深く関係しています。
自己決定感は自分で主体的に決め、それをできるという感覚で、これが十分に得られているとやる気が高まった状態を維持できるのです。
あなたらしい人生を切り開き、花を咲かせるためには、物事を自分で決めて歩んでいくことが欠かせません。
また、自己決定感の高い人は人生の幸福度も高いという研究結果も出ています。
6.自己有用感・・・自分は何かの役に立っているという感覚
自己有用感とは、周囲の人や社会とのつながりの中で、自分が役立てているという感覚です。
人は誰かの役に立ったとき、最大の幸福を得ることができます。
人は自分のためだけに頑張るのは限界があり、誰にも期待されていない状態では力を出すことができず、サボってしまい、継続力も発揮できません。
逆に、誰かの役に立っていると実感できる環境では、少々負荷が大きくても頑張れてしまうのです。
他人のために頑張れる、その結果、他人から感謝され喜べるのは人間の特権と言えるでしょう。
自己有用感があると、「自分にYES」、つまり、自分には価値があると言うことができます。すると、自己肯定感が高まり、気持ちが安定し、相手にもYESを出せます。
他人のために何かをして、感謝されたり、相手の喜んだ顔を見ると、こちらもうれしくなり、自己有用感が得られ、さらに自己肯定感も高まります。
まとめ
自己肯定感とそれらを支える6つの感について、理解はできたでしょうか?
では、自己肯定感を高める方法は?と思う方もいらっしゃると思います。
それについては、別の記事で解説しようと思っています。
ご期待下さい!
おわり!
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