こんにちは!かずきです。
精神科の先生の「やりたいと思ったことはどんどんやりなさい。」というお言葉を実行すべく、かねてよりやりたかった乗馬体験をしてきました。
うつ病どん底期は乗馬をやりたいという意欲すら薄れていたように思いますが、乗馬は良いうつ病の治療になりそうです。
では、どんな感じだったかレポートします!
愛知牧場ってどんな牧場?
愛知牧場は愛知県日進市にある規模が小さめの観光牧場です。場所やアクセス方法等は公式ページでチェックして下さい。
規模が小さいので、1~2時間あれば牧場内を1周できます。
ぼくは車で行きましたが、駐車料金は平日無料です!土日祝日は500円かかってしまうので、行けるのであれば平日の方がお得です。(人も少ないし!)
愛知牧場 乗馬レッスン1回コース
というのを体験してきました。
- 受講料:7,560円
- レッスン所要時間:40分
※受講前日までに予約が必要
という感じです。
体験したい方は電話で予約しましょう。今月(1月)の土日祝日の乗馬体験は結構予約が入っているそうですが、今日のような平日はやはり少ないようです。
なので、平日に行ったぼくはインストラクターさん:生徒=1:1でした。1回のレッスンでインストラクター1人につき、生徒3人まで教えることができるそうですが、少人数で受けたい方は平日に行くといいかもしれません。
また、どうしても冬は寒いので夏に比べると乗馬をする人は少ないそうです。
ちなみに、乗馬経験なくても余裕で大丈夫でした!
服装・持ち物は?
予約するときに聞くと、以下の通りでした。
- 滑り止め付きの軍手
- 長ズボン(表面がつるつるのスポーツウェア等はNG。滑っちゃうからみたいです。ジーパンが良いと言われました。)
- 運動靴
他は動きやすい服装であればOKだと思います。
以降にぼくが馬に乗っている写真があるので、それを参考にしていただいてもよいかもしれません。
いざ、馬とご対面!!
開始時刻の15分前にクラブハウスに行き、受付を済ませた後はいよいよ今日乗るお馬さんとご対面です。
今日乗せてくれたのは、この子です!!
- 名前:チョコミントちゃん(女の子)
- 年齢:19歳(人間で言うと、57歳。馬は人間換算するには3倍するそうです)
- 種類:クォーターホースとなんかの雑種(←忘れたww)
- 身長:150cmくらい(もう少し身長が低いとポニーになっちゃうそうです)
- 主にやっているお仕事:初心者用の乗馬(ベテランみたいです)
教わったこと・やったこと
まず、インストラクターさんから馬についての簡単な知識や乗馬の道具を教わります。
馬は臆病。後ろにいると蹴られる。
馬は力が強いながらも、本当はちょー臆病らしいです。
また、馬の目は顔の側面についており、350度くらい周りが見えるそうですが、真後ろは死角です。よって、馬の後ろに立つと馬が怖がって蹴ってくるそうです。
ですので、馬の後ろには決して立たないようにしましょう。蹴られたら重症不可避です。
馬は真後ろに立っている気配を感じても蹴ってくることがあるそうですよ。
なでるときは首あたりをなでる
人間も真正面からいきなり顔をなでられると、嫌だったりびっくりすると思います。それと同じで馬も顔を真正面からなでられるのは嫌がります。
馬は首のあたりをなでて、よしよししましょう。それか首あたりを軽くポンポン叩いても、馬は褒められたと思ってうれしがるそうですよ。
馬に何かをするときは常に左側から
馬に乗る、ハミ(馬の口に装着されている乗馬用の金具)等の道具の装着など、馬に何かをするときは基本左側からだそうです。
これは世界共通らしいです。
道具はほとんどインストラクターさんが付けてくれました。
そして、いよいよ馬を馬場(乗馬の練習などをする平らな広場)に連れていき、騎乗です!
馬の乗り方
馬の左側に立って左足を鐙(あぶみ、足を掛ける金具)に掛けてから、乗る。
このとき、両手で鞍(くら、乗馬のサドル、この上に座る)を持って左足を支えにして跳び上がり、右足を自転車にまたがるような感じで馬の上に回して鞍に座る。右足も鐙に引っ掛ける。
そして、手綱を持ちましょう。
(↓乗っている最中の画像ではありませんが、参考がてら)
手綱(たづな)の持ち方
手綱とは、乗り手がこれを手に持って、左右の方向指示や止まれなどの合図を馬に与えるものです。
持ち方は手綱を上から掴むようにして持ち、小指だけは手綱の下側に入れます。
このとき、馬の中心から同じ距離の位置で掴みましょう。ぼくの場合は、手綱に付いていた金具が真ん中だったらしいので、その金具を馬の中心に持ってきて、そこから等距離の位置で左右の手で手綱を掴めばOKでした。
掴む位置が左右で等しくないと、真っすぐ行きたいのに左に曲がりぎみなったり、右に曲がりぎみになったりするそうです。
馬に乗っているときの姿勢
鐙(あぶみ)には足の付け根あたりを置きます。足の向きは真っすぐにして、逆ハの字のように開かないように。かかとは足先より低くなるようにします。
太ももから足先にかけては馬のお腹に優しく沿わせます。このとき、馬のお腹を足で締め付けないように。馬が苦しくなってしまいます。
腰から上は重心が後ろに行かないように。こうなると、手綱を後ろに引いてしまい、止まれの合図になってしまいます。
常歩(なみあし)の合図と止まれの合図
常歩(なみあし)とは馬がゆっくり歩くことです。乗っている人には軽い前後の揺れが伝わる程度です。
合図はこんな感じで、音で合図します。いずれも馬に聴こえるように大きめの声で。
止まっている状態 ➡ 常歩
「チッ」と舌打ちをするような感じで音を鳴らします。
常歩 ➡ 止まれ
「ウォー」と短く発音します。
止まれは手綱を後ろ側に引っ張っても止まるそうですが、今回は終始「ウォー」でした。
曲がる合図
左に曲がりたければ手綱を左に持っていく、右に曲がりたければ右に持っていくだけです。
ここで注意点!必要以上の力で手綱を引っ張りすぎないこと!軽く右、左に手綱を持っていくだけで馬はまがってくれます。
なぜかというと、馬に意思を伝え制御するにはハミという金属製の棒状の道具を馬の口に含ませます。これが手綱と接続されていることにより、手綱を操作することで馬を操作することができます。
ここで、手綱を強く引っ張りすぎてしまうと、馬の口の中はデリケートなため、馬が嫌がるしハミによって傷つく可能性もあるからです。これをやってしまうと、今度からその人を乗せてくれないこともあるそうです。
やってみると分かるのですが、手綱の操作に力は要りません。強く操作するときは人間の意志を強く示すときか、危険で急ブレーキをかける時などだそうです。
これで馬場の中をぐるぐる左回りで常歩で歩いたり、止まったりできるようになりました。しばらくはぐるぐる回っていたのですが、回りながら馬のことや乗馬用語、乗り方などをインストラクターさんが教えてくれました。
そして、最後に速歩(はやあし)という乗り方をやって終わりです。
速歩(はやあし)の合図と止まれの合図
速歩(はやあし)とは馬が常歩より速く歩くことです。走るのと歩くの中間くらいかな?早歩きみたいなイメージかな。乗っている人には結構強い上下の揺れが伝わります。
これも合図は音でします。
常歩 ➡ 速歩
「チッチッチッ」と複数回音を鳴らします。それでも速歩にならない場合は、両足で馬のお腹を軽~く蹴ります。
速歩 ➡ 常歩
「ウォーーーーー」と長めに発音します。常歩くらいのスピードになったら、声を止めます。
早歩きくらいですが、意外に上下によく揺れます。姿勢が悪くなっていないか、力が入りすぎていないか注意です。
馬の降り方
乗るときと逆で、右足を鐙(あぶみ)から離し、鞍(くら)を両手で持って体を支えつつ、右足を馬の上に回して左側に持ってきます。
両足を揃えて、(左足は鐙にかけたまま)馬に体重をあずけつつ、降ります。
最後にツーショット撮影&馬をお手入れ場に連れて行って終了
インストラクターさんにカメラを渡しておくと、乗っているところを撮ってくれます。最後は馬とツーショットも撮ってくれました。
チョコミント先輩かわいすぎませんかね~
最後は馬場からお手入れ場に馬を引いていきます。引き馬というやつです。
手綱を持って馬の左斜め前に立って歩いていきます。手綱は軽く持っているだけで馬は付いてきてくれますので、くれぐれも力を入れすぎないように。
感想
めちゃめちゃ楽しかったです!(小学生並)
馬はかっこかわいいし、癒されるし、運動にもなるし、自然を満喫できるので、乗馬は超おすすめです。
うつ病で動けるようになってきた人は乗馬なんていかかでしょう?良い治療になると思いますよ。
愛知牧場の乗馬体験は4つのコースがあります。
- ハーフレッスン
- 乗馬レッスン1回コース(←今回やったのはこれ)
- 乗馬レッスン3回コース
- 乗馬レッスン1か月コース
それぞれのコースは1人1回体験できるそうです。
なので、ぼくは近いうちに3回コースを受けてみようと思っています!
その他知った馬知識
馬は褒められて伸びる
ぼくも褒められて伸びるタイプですww
馬が人間の指示をしっかり聞いて上手くできたら、首をなでて褒めてあげましょう。これで馬は「こうすれば、褒めてもらえるんだ!」と学習するそうです。
レッスン中も歩いたり、曲がったり、止まったり、指示通りにできたら、褒めてあげてました。
だが甘やかしすぎると舐められる
ですが、何でもかんでも褒めていたら馬に舐められます。「このくらいやらんでいっかー」みたいな感じで、馬がサボったりします。
馬はさぼりたがりみたいです。人間と同じですねww
上手にできたら褒める、そうでなかったら褒めない。アメとムチを上手に使うことが大事だそうです。
上手く馬と接して良い関係を築きたいですね♪
馬は大きな音に敏感でびっくりしてしまう
馬は臆病なので、近くで大きな音を聴くとびっくりしてしまいます。
実際、騎乗中に突発的な大きな音が鳴ったのですが、馬が歩みを止めて、止まってしまいました。中にはびっくりして立ち上がってしまうこともあるとか。
ですので、馬の近くでは大きな音を出さない、牧場の駐車場では静かに駐車するなど、馬をおどろかせないようにして下さいね。
馬はう○ちを1日に8回くらいする
人間に比べると多いですねww
単純計算3時間に1回くらい、う○ちをするのですが、レッスン中にチョコミント先輩はもよおしてしまったらしく、急に止まってなさっていました。
<そのときの模様>
チョコミント先輩「トコトコ…」
チョコミント先輩、常歩中に急にSTOP!!
ぼく「おっ(・∀・)……(なんか急に止まったぞ!)」
インストラクターさん「あー多分、う○ちですね~。ちょっと待ってて下さい。」
—数十秒経過—
インストラクターさん「ねーねー出るの~出ないの~ww」
チョコミント先輩「(ブリブリ~)」
すっきりした先輩は再び歩き出すのでした。
<おしまい>
チョコミント先輩が指示していないのに止まるときは、大体う○ちorびっくりしたときらしいです。
レッスン中にもよおすのはレアらしいですww
ちなみに、馬のう○ちは”ボロ”というそうです。
インストラクターさんはどうだった?
今回のインストラクターさんは若い女性の方でした。(同じくらいの年齢かな?)
終始、丁寧に教えて下さり、特に気になることもなく100点満点でした。(←謎の上から目線ww)
ときに談笑もしつつ、楽しく過ごすことができました。
次回もこの方に教わりたいです。(後から聞くと、乗馬初心者には大体この方が教えているそうです。やったね!)
まとめ 体験レッスン1回コースでできること
- 馬についての簡単な知識、道具を知れる
- 常歩、速歩、曲がる、止まるの動作ができるようになる
- 乗っているところ等の写真を撮ってもらえる
こんな感じです。
全く乗馬経験のないぼくでもこのくらいできたので、みなさんもできちゃうと思います!
ぼくは大満足でした!興味がある方は是非体験してみて下さい!
おわり!
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